07年12月号「雑談から生まれるもの」というというわたくしの駄文をお暇な方はちょっと読み返してみてください。

そこでご紹介した「雑談会」が08年5月12日会社組織となったのであります。  会社の名は「株式会社ジャパン ボウリング プロモーション ーJBPー」と言います。  
JBPという会社は7名+1名の取締役兼スタッフで運営され代表取締役は2名でして、1名がわたくし。もう1名がFS氏。
このFS氏が中心人物で凄い。まず最高のアイディアマンだ。程良い金持ちだ。何よりもリーダーシップがある。自身のアイディアで取得したパテントはいくつあるのだろうか? ある国から名誉国民として表彰されてもいるすごいヤツだ。もし彼のアイディアを具現化できたらあなたも金持ちになれる。  

もう一人のすごいのはSK氏。彼もまた中心的存在。マーケティングのプロであるし、程良いどころかちょっとした億万長者(??)であります。自分で立ち上げた会社を成功させ、将来を読んで大手商社に売却巨万の富(??)を得る。  

さて、わたくしが何故代表に選ばれたかというと、多少業界に名前を知られているということだけなのであります。そしてわたくしは程良いどころかちょっとした貧乏人なのであります。  貧乏人はまだまだ沢山いるのですが。

ここで特筆すべきはJY氏だ。1番若く26歳。6歳でイギリスに渡り、そこで大学も卒業、一昨年帰国しプロテストに合格JPBAメンバーとなった。その行動力、アイデア、説得力など抜群なのであります。彼もまた中心的存在。  

そしてIA氏。ボウリング業界では私同様古株。従って顔は売れている。鶴田浩二ばりの古い人間なのか、男心意気で生きてきたようなお方なのであります。

さらにYO氏、プロバスケチーム東京アパッチのコンサル・アシスタントを務めていた若手で販促担当。若いだけに行動力抜群。企画力GOOD。

異色なのがYY氏だ。JY氏の父君でイギリスで音楽活動を行っていた。作曲家であり、演奏家であり、プロヂューサーだ。2月10日にロックコンサートを渋谷で行ったばかり。こうした異色の人材こそが我が業界には必要なのだ。  

ご紹介最後はプラスワンのS氏だ、ある大手総研のシニアコンサル。わがJBPの頭脳。現状現役のコンサルを兼ねているので忙しい。  

さてさてさて、約1年継続してきた雑談会がすごいことになりそうなのであります。  昨年12月5日〜10日まで、ニューヨークのバッファローにFS氏SK氏JY氏の3名を送り込んだのであります。

目的はPBA((株)米国プロボウラーズ協会)の幹部に会うため。PBA本部はシアトルなのだが、この日はPBAツアーがバッファローで行われていて、PBA幹部は全員バッファロー。従ってわれわれもPBAのVIPとして日米の会議に臨んだ次第なのであります。PBA会長と2名の副会長とのミーティングだ。  

結論を先にいえば、われわれ(株)JBPは(株)PBAの日本国内における総代理店の権利を手にしたのであります。
われわれの行動はPBAの行動となります。  

さて、こうした新しい動きには必ずと言っていいほど反対論者や足を引っ張る者がでてくるものです。  ですから宣言をしておきたいと思います。

「JPBA(日本のプロ協会) はプロモーターではなくプロライセンスを認定し、認定されたプロボウラーで組織された団体です。  我々JBPがPBAの名の下に、日本で展開するのはPBA方式のボウリング競技、ボウリング全般のプロモーションです。  

我々はJPBA 所属のプロボウラーを活用しサポートすることはあっても対峙し、競争することはあり得ません。
我々の戦略戦術を日本のボウリング産業に理解していただければ我々JBPのPBA活動が日本のいかなるボウリング関連団体企業とも競争、対峙しないことが明確になると考えます。

過去20年にわたりJCを開催し、いわばPBAとのつながりを最初につくられた先駆者がいます。我々はそれに対し尊敬と敬意を表し、今後のJCに対しまして最大のご協力をさせていただくつもりでおります。  

われわれJBPの目的は
@ ボウリングがプロスポーツとしてさらに認識されること
A ボウリング業界が益々発展すること
B 親子3世代のスポーツとして発展していくこと
C そしてプロが稼げるようになり、次世代の若者に夢を持たすこと  

まず、参加して楽しく、みるだけでもおもしろいPBAトーナメントをプロモートしていきたいと思っております。みなさま応援してください。

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すみ光保

すみ光保(すみみつやす)

■1935年東京都生まれ。株式会社スミ代表取締役。1967年にライセンスNo.4第1期生プロボウラーとしてデビューする。ボウリングインストラクターライセンスはマスター。
主な著作は、子供とボウリング(ぎょうせい出版)、ボウリング(ぎょうせい出版)、VJボウリング(日本テレビ出版)、NBCJインストラクターマニュアル、ブランズウィック発行マニュアルなど多数。

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