< 会話(コミュニケーション)の密度は信頼関係に比例する >


さすが、わたしゃー名言を吐くネ・・・・?
[もっとお話ししようョ] は、2006年度中おける我がセンターのスローガンに決定したのであります。1月11日〜13日の会議において、みんなで決めました。[決めたら実行する] これはビジネス社会の鉄則だとわたくしは考えます。ですから、みんなで決めたんだからみんなでやっていきます。もっとお話ししていきます。皆様もしてお話しして下さい。話しかけていただきたいと思います。わたくしにも。どのようなことでも気が向きましたときメールでも、電話でもいただきたいと存じます。


1月18日水曜日、朝日新聞の朝刊を読んでいます。17年前に幼女4人を殺害した宮崎勤の死刑が確定しました。わたくしが驚いたのは宮崎のコメントです。東海女子大学の長谷川教授によると「何かの間違いでは?」というような発言があったというところです。「わたしは死刑になるはずはない。何故ならわたしはやさしい良い人だから」 と。多分そう真剣に思っているのだと思います。つまり、人間客観的評価と自己評価との間には常に大きな格差があるものです。会社でいえばこの格差が少ない人の方がリーダーとして適正があると考えます。


さて、宮崎は本当に優しい人間なのだとわたくしも思うのです。しかし、決定的な問題は自分に対してのみ優しいのであり、自分のためであるのであれば他人のことなどには思いをはせることができないのだと考えるのです。このような状態を心理学の世界ではナントカと言うらしいけれど、このナントカは現代人の病のひとつと言っていいでしょう。自分さえよければいい病気です。わたくし、自分を含めて多くの人がこの病に冒されているような気がしてなりません。


いま大切なことは [もっとお話ししようョ] です。お話ししあうことにより人間としての相互理解を高めていく。ですから限られた人との話し合いではなく、色々な人とのお話がとても大切なのではないでしょうか?ボウリングはコミュニケーション・スポーツと口で言ってきていながら現場が具現化してこなかった。


スーパーボウル高松&小郡では [もっとお話ししようョ] をキャッチフレーズにして、お客様とスタッフ、お客様同士、スタッフ同士の会話を深めていくことに努めていきます。会話?人間だから! 会話?スーパーボウル高松&小郡だから!


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ハーバードコミュニケーションスクール


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すみ光保

すみ光保(すみみつやす)

■1935年東京都生まれ。株式会社スミ代表取締役。1967年にライセンスNo.4第1期生プロボウラーとしてデビューする。ボウリングインストラクターライセンスはマスター。
主な著作は、子供とボウリング(ぎょうせい出版)、ボウリング(ぎょうせい出版)、VJボウリング(日本テレビ出版)、NBCJインストラクターマニュアル、ブランズウィック発行マニュアルなど多数。

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